日輝会について
■日輝会の歴史
日輝会美術協会は、永年海外で活躍された故三上隆彦画伯が創設、1976年に第1回日輝展を公募総合美術展として上野の森美術館で旗揚げ開催。
爾来、日輝展は年を経るごとに会員数、作品数も増し、その質も向上され、1984年第9回展より会場を東京都美術館で開催して参りました。
三上画伯は日本全国各地、及び、海外にも支部を置き支部向上と発展を図る一方、地方都市での美術展の開催、特に、地方の芸術文化振興を模索し、各市町村に美術館を建設、約100点の日本画、油彩、水彩、水墨、書、版画、彫刻、工芸、写真、その他の作品を寄贈することを目標に運動を勧めてきました結果、北は、北海道利尻富士町、南は、長崎県上五島・小値賀町を含め、地方自治体に多くの作品を寄贈して参りました。重ねて、三上画伯は,1987年に地方藝術文化の一層の発展を求め全国の各市町村の交流会を設立「日本美術文化交流会」(日美交)として、北海道利尻富士町、秋田県五城目町、山形県月山朝日村、宮城県気仙沼市本吉町、新潟県胎内市中条町、群馬県上野村、京都府京北町、熊本県南小国町、長崎県小値賀町と全国的に活動して参りましたが、2009年行政による市町村合併促進の余波を受け同年12月に解散しました。
それまでは、上記市町村で毎年、芸術文化サミット・日輝会々員交流会が各市町村で持ち回り・輪番制にて開催されてきた経緯があります。現在は、北海道利尻富士町により日輝会に対する援助を引き続き実施していただいています。
1988年9月三上画伯は急逝されましたが、その志は後継者である歴代会長に引き継がれ、日輝会創立者三上隆彦画伯の遺志を継承して、日輝会の維持・発展に会員共々日夜努力し現在に至っています。
日輝会は第五代会長 新会長として石井理春先生が就任され、15支部、会員数約180名、海外会員オランダ、ドイツ、フランス、スペイン、キプロス、米国等により組織されております。過去、日輝展は、文部科学大臣賞、東京都知事賞(第30回日輝展まで)、東京教育委員会賞(第24回日輝展まで)、東京都、各市町村等の後援を頂いております。
日輝会では、日本国内の文化より豊かな国造りの一助としてお手伝いできればと、地方都市を含めた芸術・文化の発展を願い、素晴らしき日本の芸術文化向上を目指し小さな運動を行って参りました。各支部による支部展を定期的に開催し、地域社会活性化への貢献、会員による内外での個展、加えて、海外開催美術展に日本文化独特の作品の出展等積極的な運動を実施しております。現在、文科省・文化庁により承認され全国公募「日輝展」を毎年3月に開催して参りました。
◎第46回全国公募日輝展は2022年3月25日(金)~3月31日(木)の7日間、上野東京都美術館で開催されました。
◎第47回全国公募日輝展は2022年11月18日(金)~11月24日(木)の6日間、上野東京都美術館で開催されます。※11月21日(月)は東京都美術館は休刊日となります。
◇2023年以降は、日輝会は東京都美術館にて11月開催となります。
日輝展作品種別
日本画、油彩、アクリル、水彩、水墨、書、版画、彫刻、ミクストメディア、コラージュ、パステル、工芸(陶芸、漆芸、押花絵、EB-ART、他)、写真の各部門があり他の展覧会に無い特色となっています。
日輝会役員
顧問 | 麻生利勝、徳武万年 |
名誉会員 | 黒坂 信、星野 恒隆、神山 泰治、多島 康夫 |
名誉会長 | 山﨑 隆夫 |
会長 | 石井 理春 |
副会長 | 小林 英夫(総務・支部)、阿相 三郎(総務・ニューズ) |
常任理事 | 菊島 玉稜、藤崎 仁郎、大石 厳徳(審査担当)、北原 トシヱ(事務局)、髙橋 宥枝(会計)、保田 雅琥 |
理事 | 石原 富夫、多島 眞須美、岩瀬 幸子、矢澤 利喜、小島 隆子、佐々木 永子、日根 光子、森山 實、橘 緋房(会計)、大橋 元紀 |
監事 | 齊藤 春瑶 |
全国の支部
札幌支部、苫小牧支部、秋田支部、岩手支部、群馬支部、茨城支部、埼玉支部、千葉支部、東京支部、神奈川支部、愛知支部、京都支部、山口支部、福岡支部、鹿児島支部。
全国の会員数
約180名 都道府県別に15支部あり活発に活動しています。
他、外国会員としてフランス、ドイツ、スペイン、キプロス、アメリカと個人会員として14名の作家が登録されています。
主な活動(毎年)
(1)日輝展開催 毎年3月 2022年度は3月及び11月に開催
(2)各県各支部主催の地方展開催
以上、概略ご紹介しましたが、部門数も多く多彩な芸術家がいて非常に活気のある楽しい会です。
これを機会に是非お仲間に入って頂きたくご案内いたします。